子育てについて考えました・・

 東海市教育委員会主催、東海市小中学校PTA連絡協議会共催の「家庭教育講演会」が、東海市勤労センターで開催されました。講師は、北陸学院大学人間総合学部幼児児童教育学科教授・地域教育開発センター長の金森俊朗氏で、『「子どものために」は正しいのか 〜子どもの命と生きる力を育む豊かな関係性を求めて〜 』という演題で、講演がありました。

 「ほめる教育より認める教育の中で、活かされている自分の存在に気付かせていくこと」「子どもの考えを受け止めるキャッチャー役の存在の大切さ」「子どもの心をキャッチするには、向き合うのでなく横並びの会話がいいこと」などを、子どもの作文を交えながら、教えていただけました。
 そして、「助けてよ」という言葉に「一緒にやろうよ」と言ってくれる人の存在が、「できる・できない」という評価の戦場におかれた子どもたちを救っていくことになること。親同士のつながりが、子育ての大きな力となっていくこと。など、子育ての中で意識していきたいことを、たくさん教えていただけました。