日本の伝統文化の楽しさを味わいました

 6年生は、これから総合的な学習の時間を使って「日本の伝統文化を伝えよう」というテーマで学習を進めていきます。その学習に向けて、昨年度全国学生落語選手権で策伝大賞(優勝)を受賞した鵜飼家みるくさんをお招きして、落語を聞かせていただきました。この全国学生落語選手権は、落語の祖とされる戦国時代の僧、安楽庵策伝にちなんで始まりました。一次審査を通過した232名の大学生・大学院生が予選を通過した8名が決勝で競い、見事優勝したのが鵜飼家みるくさんです。

 児童は、今日、どんな落語が聞かせてもらえるのかをとても楽しみにしていました。聞かせていただいた落語は、「鈴ヶ森」と「悋気(りんき)の独楽(こま)」の二つです。一人何役も演じ、間の取り方や声の抑揚など、みるくさんの落語に児童だけでなく教師も魅了されました。

 二つの落語の間には、落語の豆知識も教えていただけました。「落語を話す方は、座布団に座ったまま。使う道具は扇子と手ぬぐいだけ。お客さんの想像任せとなっている。」こんなところにも落語の面白さがあることなど、魅力もいっぱい伝えてくださいました。

 落語を聞いて、波が押しよせるようにわき起こる笑い。そして、最後の落ち。おもしろくて涙が出てしまう場面もありました。落語に触れることで、日本の伝統文化への興味・関心も高まりました。鵜飼家みるくさん。今日は、本校6年生のために楽しい落語を聞かせてくださり、ありがとうございました。

【大田小学校の児童のために】
 第3回の学校支援協議会を開催しました。今年度も、学校支援協議会が中心となって、児童をとりまく「人的環境」も「物的環境」がよりよいものとなっていくように、さまざまな支援をしていただいています。 

 今日は、次の内容について、報告・協議をしました。
1 活動報告
 ・学校支援協議会2学期の活動報告
 ・2学期の学校教育活動の報告
2 協議
 ・学校支援協議会の3学期の活動計画
 ・3学期の教育活動
   3学期の行事予定
   学校整備並びに環境等について
 ・その他
   学校評価について

 学校支援協議会は、東海市教育委員会が、保護者・地域住民の学校経営に対する理解と参画、協力を得て、信頼され開かれた学校づくりを進めるために設置した組織(応援団)です。これからも地域の大切な財産であり、宝である子どもたちを、学校支援協議会の皆様方のお力添えをいただきながら、保護者・地域・学校の三者が協力して育てていきたいと思っています。これからも、たいへんお世話になりますが、よろしくお願いいたします。