おおた祭り1日目 試祭

 大田まつりが盛大に行われました。
 太田川駅をバックに4つの組の山車がどんでん広場に集結した景観は、堂々としていて伝統文化の重みが伝わってきます。

 ソラトの3階ギャラリーには、「大田まつり」「横須賀まつり」のポスターも掲示されてました。4台の山車のからくり人形が、太鼓や鐘をたたいたり、止まり木にぶらさがったりなど、多彩な技を見せてくれる度に、会場から拍手がおこりました。里のからくり人形は、書を書くことで有名ですが、今年の字は「想」でした。まつりへの想い、地域の伝統への想い、大田の未来への想い・・・いろいろな想いが、どんでん広場に集まっていました。

 14時45分からは、お囃子発表会が特設舞台で開かれました。大田小の児童もたくさん応援にかけつれてくれました。

 市場組、里組、荒古組、黒口組の順番で、参加児童の名前を一人ずつ紹介してもらった後に、お囃子を発表してくれました。

 どの児童もしっかり練習をつんでいて、落ち着いた表情で発表をしてくれました。まつりの伝統文化を受け継ごうとしている児童の活躍を、地域の方々も温かい目で見守ってくださいました。

 そして、四脇どんでん大協演へと進行していきました。大田まつりのどんでんは、他のまつりとは違っていて、時計と反対回りに前輪を浮かしながら回ります。4台の山車が威勢のいいかけ声とともにどんでんが始まると、まつりは最高潮に達しました。