人権について考える週間がスタート!

 今日から12月、師走に入りました。そして、大田小の人権週間がスタートしました。この人権週間の行事を通して、今まで以上に人権意識の高揚を図り、今まで以上に誰もが楽しい学校生活が送れるようにしていきたいと考えています。
 本日の朝会では、校長先生から人権に関わるお話を聞きました。「かっくん」という絵本の読み聞かせを通して、人権について考えました。

 自分との違いを受け入れ、それぞれの人のいいところを見付けることの大切さや、相手にかける言葉の大切さに触れたお話でした。そして、最後に大田小人権宣言がされ、三つの内容を全校児童で確認し合いました。今日から一週間、人権に関わる道徳の授業、人権に関わる作品づくりなどにも各学級で取り組んでいきます。

 また、今年度は、児童会主催で「じんけんツリー」の提案が、朝会でされました。このツリーには、コミュニケーションタイムの時間を使って人権に関わる話し合いをし、その中でよかった内容を掲示して、みんなに知ってもらおうという企画です。児童と一緒に、人権について考える一週間にしていきます。

【道徳の授業研究を行いました】
 5年1組で、ビデオ教材「ペットの命はだれのもの?」を使って、動物愛護に関わる道徳の授業を行いました。
 ビデオを「27万頭の動物が殺処分されている現状」「飼い主が猫を処分場にもち込んだときの様子」「ペットが処分されないように活動している方の様子」の三つに分けて視聴し、それぞの場面毎に登場人物の気持ちや行動について考えました。

 人間の都合で、動物の生死が決められてしまう状況。こうした状況が生まれてしまうことへの疑問や反発する意見がいくつも出されました。こうした意見を交わす中で、動物にもかけがえのない命があることを改めて感じた児童も多く見られました。