朝会で東日本大震災での被害の現状について話を聞きました

朝会で、校長先生から東日本大震災の被害にあったこども80人の作文集の紹介がされました。この本には、津波の恐ろしさ、津波で壊されたもの・なくしたもの、そして改めて知ったこと・感じたことなどが、子どもたちの視点で様々な言葉で綴られている本です。「夢だったらいいなー」「今は何がほしいかわからない」「お母さんをかならず見つけます」「おにぎり一個十分かけて食べた」作文の題名だけでも伝わってくるものがたくさんあります。友だちを亡くしたり、家の人を亡くしたりて、「これからどうやって生きていけばいいのだろう」という不安な気持ちと正面から向かい合い、それを乗り越えようと歯を食いしばってがんばっている子どもたちの様子が作文を通して伝えられました。そして、校長先生の話の後、夏休みに被災地へ行き、支援活動に参加された校務主任の先生から、現地の被害の様子や、子どもたちへの支援に関わる体験談を、スライドを通して聞きました。「被災地を、釜石市を、そしてその子どもたちを応援したい」そんな気持ちが、言葉と映像で全校児童に訴えかけられました。その後、各教室で本日の朝会を受けて、被災地の方々へ気持ちを寄せる活動を行いました。