福祉協議会のご協力のもと、福祉体験教室を開催しました。
はじめに全体会を開催し、聴覚障害の方から、お話を聞きました。「発話や文字をどのようにして覚えたのか」また、「毎日どのように生活しているか」などを聞かせていただきました。手話を通してのお話に、児童は真剣に聞き入っていました。
全体会後、学年別に体験学習を行いました。1・2年生は、各教室でビデオ視聴をし、3年生は、ワールドルームと階段でガイドヘルプの体験をしました。障害物がある時の声かけ、階段の手すりへの手のガイドなどを学びました。
4年生は、2クラスに分かれて、手話の体験をしました。会話をする時に、口の形がはっきりしていると言葉が読み取り易いことや、手話を教えていただきました。
5年生は、点訳筆記について学びました。日常生活の中で点字が使われている場所やユニバーサルデザインについて学んだり、点字で言葉を書いたりする体験をしました。
6年生は、車いすやパラバルーン体験を行いました。段差のある所での車いすの扱いや、障害物がある時の体験をしました。パラバルーンでは、児童が心を一つにして、講師の方の合図のもと見事に操作をすることができました。
70分という体験の中で、児童は新しい発見をしたり、いろいろことを感じ取ったりしてくれました。今日学んだことを、できることから一つでも実践していくことができたらと思います。