図書館も、夏休みにそなえて・・・

 高学年図書館には、二つの本のコーナーが設けられています。
 一つ目は、新美南吉コーナーです。「でんでんむしのかなしみ」「赤いろうそく」など、新美南吉生誕100年を意識した代表作品が並べられています。本の近くにはクイズコーナーもあり、少しでも新美南吉の本に親しんでもらえたらという、読書サポーターの願いが伝わってきます。

 二つ目は、4年生の国語教材「一つの花」のコーナーです。この物語は、戦争が激しくなってきた頃の時代が背景となっています。国語の題材に合わせて、戦争にかかわる本のコーナーもつくられました。これらの本に触れることで、「物語の読みを深めていってほしい」「戦争のない平和な世界をつくっていってほしい」・・・こんな願いが、コーナーの本から伝わってきます。
 夏休みにも、児童が少しでも多くの本に出会ってくれたらと願っています。