人権週間がスタートしました

 12月5日(月)の朝会で、校長先生から人権に関わる話を聞きました。本校の校訓「仲良く」「明るく」「元気よく」の中で、特に「仲良く」を大切にした1週間となるように、どんな事に気をつけて生活したらいいのかを、全校児童で一緒に考えたり、学んだりしました。
 日常の言葉のやりとりをボールのキャッチボールに見立てて、2つの場面での気持ちについて考えました。「投げたボールが返ってこなかったとき」「3人でキャッチボールしていて、1人だけボールが回ってこなかったとき」の気持ちを、代表児童から伝えてもらいました。本人はもちろん、さみしい気持ちになりますが、周りの人たちもさみしい気持ちになることを全校一緒に体験しました。「一人一人を大切にした生活を送ること」が、みんなが楽しく、安心した学校生活につながることについて、まず学びました。
 また、使う言葉の大切さについても話がありました。言葉には、言われた時に「悲しくなる言葉」と「嬉しくなる言葉」の2種類があります。言葉は自分の気持ちを伝える大事な道具なので、「ありがとう」「大丈夫?」「一緒に頑張ろう」「元気出してね」など、相手のことを思いやる言葉、自分が言われると嬉しい言葉をどんどん使っていくことの大切さについての話もありました。
 最後に、大田小学校人権宣言として、「一人一人のよさを見つけて、一人一人を大切にしましょう」「言われたら嬉しい言葉を使いましょう」の2点を伝えられました。この人権宣言を大切にして、いじめのない、みんなが笑顔で、明るい学校生活をみんなの手でつくっていくように話がありました。