児童会役員交代式でバトンを在校生にわたしました

 朝会の始めに、3月11日の東日本大震災で亡くなられた方々の冥福をお祈りし、全校児童で黙とうを捧げました。どの児童も真剣な表情で、会場も静まりかえりました。

 全校児童がそろって行う朝会も最後となりました。卒業生からのバトンを引き継ぐ意識を全校児童でもつという意味を含めて、児童会役員の任命を行った後、引き継ぎ式を行いました。後期会長から、半年間の取組への熱い思いを聞いた後、前期会長が今後の活動への抱負を伝えました。在校生は「いよいよ自分たちがいい学校をつくっていくんだ」という気持ちをもつことができました。

 校長先生からは、中学校で心の記録として書いていく「若あゆ日記」の中から、東日本大震災で被害にあった階上中学校での卒業式の答辞の紹介がされました。自然の猛威によって亡くしたもの大きさ、苦境にも負けずに精一杯生きようとしている姿が、答辞の一言一言にこめられていました。この卒業式では、行方不明になった子どもの写真を抱えた父親が卒業証書を受け取られる姿もありました。震災から1年。考えさせられることがたくさんあります。

【ありがとう 照明灯】
 開校から40年の歴史を校舎とともに刻んできた、照明灯の撤去作業がはじまりました。操法大会での練習時には、大活躍をしてきた照明灯ですが、老朽化のため撤去される運びとなりました。この明かりの中で、練習をされてみえた消防第五分団の方々の惜別の思いはつきません。長年お世話になった照明灯・・・ありがとうございました。