1年生で糸車体験をしました

 1年生では,国語で「たぬきの糸車」という物語教材を通して勉強をしています。学習を深めるために,糸車とはどんなものなのか,知多市民俗博物館の方に来ていただき,実際に糸車を回して,綿から糸を紡ぐ様子を体験しました。

 木綿のかたまりから繊維を引っぱっただけではちぎれてしまいます。そこに「ヨリ(ねじり)」をかけながら引っぱっていくと,繊維が絡まり合って糸となって取り出されます。
 ハンドルを回して糸車を回転させると,その回転が1本の棒に伝わり,そこに取り付けられた糸が「ヨリ」をかけられて引っぱられ,木綿のかたまりの中から連続して糸が取り出されていく,こんな感じです。
 実際の操作は非常に難しいので,先生が代表で体験をして,その様子をみんなで見学しました。続けて講師の先生が見事な手さばきで実演してくくださいました。

 その後,みんなで順番に糸車を回しました。糸は取り出さず,左手に綿のかたまりを持ち,右手で糸車を回しました。物語「たぬきの糸車」に出てくる場面を想像しながら糸車を回すことができました。

【雪遊び】
 2週続けての降雪で,東海市の最低気温−5度と,とにかく寒い朝になりました。
 子どもたちは喜んで運動場で雪で遊んでいました。気温が低いために雪がパウダー状で,握ってもなかなか固まらず,雪玉がつくりにくいようでした。