鈴木環先生が着任されました

10月17日(月)から、2年2組の担任が宮原富美先生から鈴木環(すずきたまき)先生に交代となりました。2年生児童には、先週の14日(金)に、新しい先生の紹介をしましたが、本日の朝会で全校児童に紹介がされました。

 宮原先生からは、児童あてに次の手紙が届けられていましたので、校長先生からその内容を紹介していただきました。

☆☆☆☆☆☆<手紙の内容>☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 先生は、赤ちゃんを産むために、今日からお休みをいただくことになりました。先生は大田小に来て3年目になります。大田小ではたくさんのいい思い出でいっぱいです。みなさんと一緒に勉強して、みんなが成長していくことがとても楽しみで、それが毎日の励みでした。そんなみんなと、これから会えなくなるのはとても寂しいです。
 先生は赤ちゃんを産むことは、今回が初めてです。今は、「赤ちゃんにもうすぐ会える」というとても楽しみな気持ちと、「これから赤ちゃんをちゃんと産めるのかな?」という不安な気持ちと両方があります。でも、元気な赤ちゃんを絶対産みたいと思っています。
 赤ちゃんができてから、お腹の中で大きくなるまでに、大変なこともありました。気分が悪くなったり、とっても疲れたり、自由に動けないし、病気をしても薬が飲めず病院の先生から「我慢しなさい」と言われたり。・・・最近は、赤ちゃんが大きくなってきてお腹の中でよく動いて、なかなか眠れません。でも、これが赤ちゃんのためだと思うと頑張れました。
 今まで、赤ちゃんを産むことは大変だと思ってましたが、「お腹の中で赤ちゃんを育てる10ヶ月も大変なことなんだ」ということも初めて知りました。「自分の母親も、私を10ヶ月間お腹の中で大切にしてくれて,大変な思いをして産んでくれたんだ。」・・そんな、自分のお母さんの「すごさ」や「たいへんさ」も、よくわかってきました。そして、産んでからも、こうして大人になるまで育ててくれたことにも、とても感謝できるようになりました。先生は、この年になって初めて親の思いを少し知ることができました。
 こんな思いをして産んで育てくれたのだから、親は誰でも自分の子が本当に大切なんだと思います。だからみなさんも、そんな親からいただいた「たったひとつの命」を大切にしてほしいと思います。
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 どの児童も真剣に話しを聞いていました。手紙の紹介の後で、鈴木先生の自己紹介があり、全校児童から歓迎の拍手が送られました。