授業力向上事業開催in大田小

 東海市教員研修センターの事業の一つである「授業力向上事業(外国語活動)」の授業研究会を大田小学校で開催しました。
 4時間目は2年1組で担任の先生が公開授業を行いました。「これはなに?」という授業で、「What's this?」「What's color is this?」の表現を使ったゲームを楽しみました。
 クイズボックスにイラストカードを入れて、隙間から見える部分で何かを当てたり、色を当てたりする英語活動を楽しみました。授業の最後には、スペシャル問題として、ミニトマトを拡大した写真をテレビで見せて、少しずつ縮小していき何かを当てるクイズ。色を黒くした朝顔の花の色をあてるクイズで締めくくりましたが、ミニトマト朝顔を英語で何というのか知った子どもたちの顔は、とても輝いていました。

 5時間目は、愛知教育大学の高橋美由紀教授が、2年2組で模範授業を見せてくださいました。
 新聞紙で包んであるため中身がわからなくなっている品物を「What's this?」を使って質問して、答えていきます。
答えがはずれた時は、「What's color is this?」と新聞紙を少しやぶって色だけが見えるようにして、再度答えを考えていきます。
 この活動を通してどんな場面で使う英語なのかをしっかり児童は学ぶことができました。豊富な教材の中で、児童は体を動かしたり、英語で話したりしてコミュニケーションを楽しみました。

 公開授業の後、研究協議会を行い、高橋美由紀先生から、外国語活動の様々なアドバイスをいただけました。コミュニケーションをするための必要感をいかに児童にもたせるか、チャンツを使ったドリルの必要性、DVD教材の使い方など、ワークショップ形式でとても楽しく学ぶことができました。すぐに使える教材の紹介もたくさんしてくださり、とても有意義な研修会となりました。

 本日ご指導いただきました高橋美由紀先生。そして、本事業の開催をしていだきました教員研修センターの皆様。参加させていただきました職員を代表して厚く御礼申し上げます。有意義な研修を、誠にありがとうございました。