大田まつりが盛大に行われました

 今年度で、大田まつり保存会が設立20周年を迎えました。
 大田まつりの初日、ソラトで記念式典が挙行されました。とても立派な記念誌も発行され、その中には、大田まつりの運営の変遷、保存会活動の記録、昭和のまつりの記録、山車の紹介が掲載されています。
 式典では、歴代保存会会長さんへの感謝状が贈呈され、会場からは大きな感謝の拍手が送られました。

 記念式典の時間帯と同時に、太田川駅東広場に4台の山車が勢揃いしていました。3階の駅ビルを背景に、囃子が鳴り響き、見事な景観が駅前に広がっていました。
 からくり人形の実演の後、小学生のお囃子発表会が開催されました。今年度から、小学生が若衆として参加させていただき、お囃子の練習を毎日積み重ねてきました。組によっては、女の子も若衆として参加できるようになったところもあります。会場には、たくさんの大田小学校児童も集まり、演奏が終わる度に、惜しみない拍手が送られました。

 そして、一番山車である黒口組から順に、駅前広場でどんでんが行われました。最後に、4台の山車が一気にどんでんを行い祭りは最高潮を迎えました。

 明日は、大宮神社前に、山車が勢揃いし、五穀豊穣を祈願した神事も執り行われます。
 地域が一つになれる大田まつり。このお祭りを通して、児童は、この町に住んでいることの幸せを改めてかみしめていました。