大震災から2年

 3月11日。この日は、日本人として決して忘れることができない日です。昨日も、東日本大震災から2年たった現在の状況が、多くのテレビ番組で報道されていましたが、更地や瓦礫の山から、復興までの道のりはまだまだ遠いことが伝わってきます。こうした中でも、被災地の方が明るく生きようとしてみえる姿を見て、涙を流されている方や復興に向けて献身的な働きかけをされている方々のことも報道されました。
 本日の朝会で、校長先生からは、2年前の大震災発生時当初の様子を振り返る話があり、「悲しみを乗り越えて力強く歩みだそうとしている方々への支援の輪が日本から世界へと広がったこと」「自分がつらい時にも闇の中にいる時も、思いやりの心を決して忘れなかったこと」など、日本人の心の強さと豊かさ、そして、心のつながりが希望の光となったことについて、改めて触れられました。日本人の一人として、これからも心のつながりを大切にして、復興日本に向けての力となっていけるように、みんなで頑張っていきたいという願いも伝えられました。

 また、本日は、児童会役員の任命と多読賞の表彰がありました。
 多読賞は、全校で285名で79%の児童が達成できました。また、学級全員が多読賞に輝いた学級は4クラスもありました。読書量も、全校で35,986冊、一人平均100.5冊の本と触れあうことができました。
 朝会の最後には、児童会役員交代式が、緊迫した雰囲気の中で行われ、在校生にバトンがわたされました。今日が、6年生と一緒に行う朝会の最終日となりましたが、中身の濃い時間にすることができました。