自分で自分の命を守る訓練

 津波発生を想定した、市内一斉避難訓練を実施しました。今年度は、児童に訓練開始時刻を知らせずに、避難訓練を行いました。緊急地震速報も児童は知らないため、午前中に模擬放送を流したり、地震発生時にどんな行動をとればいいのかを知らせたりしておきました。訓練開始時刻は清掃時間帯でしたが、児童は緊急放送を聞いて、頭を抱えて身を低くする行動を教師の指示無くすることができました。

 清掃時間でバラバラになった児童が、運動場に集合して点呼。全校の児童がそろったことを確認した後、第二次避難場所の木田集会所へ向かいました。移動時の私語もなく、緊張感をもって避難訓練をすることができました。
 

 東北地方には「津波てんでんこ」という言い伝えがあります。「津波はあっという間にやってくるから、家族でさえかまわずに、各自てんでんばらばらに逃げなさい」という意味です。・・・各自が自分の命を責任をもって守ることができたら、必ずみんなが再会することができる。・・・家族のそれぞれが「自分の命を必ず守る」という堅く強い約束と強い絆で結ばれています。この気持ちが、津波から自分の命を守ることにつながりました。
 地震はいつ発生するのかわかりません。津波が発生したときには、どこの高台に逃げればいいのかを、ぜひご家庭でも話し合ってみてください。

【ハローウィークがスタート】
 授業で学習した外国語活動を使って、担任以外の先生と英語でお話をして楽しむ週間がスタートしました。
 体育館では、1年生が6年生児童や先生と英会話を楽しみました。「What's this?」「It's〜.」「What color is this?」「It's〜.」チョッピリ恥ずかしそうにしている児童もいましたが、会話ができて思わずニッコリ。6年生の児童も、1年生にとっても優しく語りかけていました。話が通じ合うってことは、やっぱり楽しいですね。