感動、そして本物との出会い

 平成27年に完成予定である新文化施設「ユウナル東海」開館に向けての、事前事業が昨年末から始まっています。
 その事業の一つに、教育委員会主催の「出会いの教室」があります。プロの音楽家の方が学校に来て、生の演奏をしてくださるという企画です。主催者の方のご意向で、児童と自然な交流ができるように、そして、本物の体験が身近にできるように、ステージの上ではなく教室の授業の中に入って演奏してくださいました。

 今日は、6年生の合同音楽の授業に、突然名フィルの方が登場するというサプライズの出会いという設定で開催されました。児童の「春の海」の琴の演奏中に、バイオリンを弾きながら演奏者が登場すると、驚きの声と歓声が湧き上がりました。

 演奏曲は、「宮城道雄/春の海」「クライスラー/中国の太鼓」「ラヴェル/ツィガーヌ」「マスネ/タイスの瞑想曲」の4曲でした。ピッツィカート(弦を指ではじくことによって音を出す演奏技法)など特別な演奏の入る曲を準備してきてくださり、バイオリンの色々な音色を聞かせていただけました。美しくて透き通るような音色のピアノとバイオリンのプロの演奏の世界に、児童は魅せられ引き込まれていきました。貴重な体験をさせていただいた関係者の皆様方。本日は、ありがとうございました。

東海市の給食週間が始まりました】
 今日から東海市の給食週間が始まり、地元産の食べ物や郷土料理が献立となって登場します。
 本日のメニューは、「さけのしおやき、あおなのおひたし」がメイン料理でした。この料理は、明治22年に初めて出された給食の献立に近いものです。当時は、この献立は、ずいぶんなごちそうだったということです。