運動会の総合練習も無事できました

 台風の進路と天候を心配しながら迎えた本日。曇り空の下で、合同運動会に向けての総合練習を、無事行うことができました。
 今日は、開会式・閉会式の練習を、本番通りに行いました。9月8日(月)の朝会で、集団行動の練習に早めに取り組んだので、児童の動きもよくそろうようになってきました。

 モーニングストレッチ、リズムダンスも、先週の練習が生きていて、表情も随分違ってきています。リズムダンスは、昨年度の内容に改良を加え、児童が楽しみながら踊る場面も増えました。

 総合練習の最後に、なかよし種目の練習に入ったころから小雨がぱらついたため、入退場の練習に焦点をしぼって行いました。今日が、二回目の総合練習でしたが、前回以上に頑張る児童の姿がありました。児童の動きも、整然ときびきびした動きができており、予定した練習時間よりも早く終わることができました。

【外壁工事もあと少しで完了となります】
 体育館の外壁工事も、順調に進んでいます。台風の進路も心配なために、一部の足場や幕などの撤去作業を、休みの日を使ってしてくださいました。

 体育館を使っての合同運動会の練習にも、随分配慮をしていだきながら、工事をしていただいています。そのお陰で、学年演技の練習も、順調に進めることができました。足場が一部撤去され、体育館の西側がみえる状態となりましたが、壁面と柱の色も違った色で塗っていただき、どっしりとした感じになりました。体育館の扉の色も塗りかえていただき、随分感じが変わりました。

 足場の一部は撤去されましたが、残りの足場とフェンスは、まだしばらく現在の状態が続きます。合同運動会開催時も、ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

【道徳の研究授業を行いました】
 9月22日(月)に、2年1組で道徳の研究授業を行いました。道徳「こうえんのおにごっこ」という読み物資料を使って、相手の気持ちを考えて行動しようとする心情を育てることをねらいとした授業を行いました。

 導入の「おにごっこのVTR」は効果的で、今日の授業でどんなことを考えるのかを児童に上手に伝えることができました。また、大切な場面では表情のわかる挿絵、そして、大切な言葉を載せた吹き出しは、ねらいとする道徳的価値を深めるための大切な手立てとなっていました。今日は、その授業を受けて、2年2組で同じ資料を使って道徳の研究授業を行いました。

 前回と同様に、役割演技を通して主人公の気持ちを考えさせる活動も、ねらいに迫るための有効な手だてになっていました。教師の質問に児童は積極的に考え、場面毎の主人公の気持ちをしっかり考えることができました。
 「計画・反省・改善・実行」このサイクルを大切にしながら、さらにいい授業ができるように改善を進めていきたいと思っています。

日本特殊陶業市民会館で,父母と教師の教育を語る会「教育講演会」が開催されました。
講師は脳科学者で有名な茂木健一郎さんです。

お話の内容は,
○長所と欠点は表裏一体・・・個性をどう捉えるか。
 落ち着きがない(欠点)=切り替えが早い(長所)
 落ち着きがある(長所)=切り替えができない(欠点)=根気強くやりとげる(長所)

○成功している会社は,「オタク」と「ヤンキー」が協力している会社
「オタク」・・・・コミュニケーションが苦手でも,任された仕事をやり遂げる。
 「ヤンキー」・・・細かな仕事は苦手でも,突破力がある。

○トム クルーズは失読症・・・それでも大成功している経営者がいる。
 優等生は全部ひとりでやってしまう → 優等生ばかりの会社は伸びない。
 劣等生は人間関係を作って,仲間に任せる。 → 適材適所の会社は成長する。

○子どもの進歩の秘訣
 子どもはチャレンジしてできるようになると,ドーパミンが出て,楽しくなる。
 子どもの脳はその連続。
 できないことをチャンスと思えない子どもが増えている。
 劣等感が子どもをむしばんでいる。劣等感を取り除いてやれる教師を目指してほしい。

○ネットワークが大事
 サルは脳の大きさで,毛づくろいする仲間の数が決まっている。
 人間なら150人ぐらいと関係が作れる。雑談が大切。
 雑談のなかには人生のいろいろなことが入っている。

とても楽しいお話で,ためになることがたくさん聞けました。
子どもの個性を認めて,さまざまな可能性に挑戦させ,成功させていくような学校でありたいと思いました。