地域と学校がひとつになれた合同運動会

 最高の秋晴れの中、副教育長様を始め多くのご来賓の方々にもご臨席いただき、大田コミュニィティ・大田小学校の合同運動会が、盛大に開催されました。
 開会式後には、輝く学校づくり事業の取組のひとつである全校リズムダンスを発表しました。手拍子やかけ声がダンスの中に新たに入り、全校児童が心をひとつにして踊ることができました。

 競技種目は、3・4年生の徒競走から始まりました。今年度は、ゴール地点が、本部席前と反対側の両方にくるように設定して、多くの方に観戦いただけるようにしました。

 次に、1・2年生の徒競走を行いました。1年生にとっては、小学校初めての徒競走です。少し緊張気味な児童もいましたが、みんなゴールを目指して全力で駆け抜けることができました。

 小学校最後の徒競走は、5・6年生です。スタート、コーナリングも、さすが高学年という貫禄の走りです。走るスピードにも迫力があります。

 次に「みんなで玉入れ」を、くすのき会の方と、1・2年生が合同で行いました。一回戦は、女子の対戦で紅組の勝利。二回戦は、男子が対戦しましたが、再び紅組の勝利となりました。

 午前中の演技種目は、1・2年生の「にんじゃ大田っ子ただいま参上!」を行いました。

 隊形移動や演技中のブリッジなど、演技に工夫をこらしながらの発表。1年生にとっては、大舞台となりましたが、しっかり踊ることができました。

 お昼の休憩時間を使って、嚶鳴座の和太鼓演奏がありました。グラウンド中央での、力強く迫力のある和太鼓の演奏を聞かせていただけました。

 午後は、3・4年生による「大田よさこいソーラン節」の発表からスタートとなりました。今年度は演技に入る前に、輝く学校づくり事業の核となっている「一輪車」の発表を行いました。八の字走行、メリーゴーランド、交差、ゲートくぐり、そして、最後に手をつないでのゲートくぐりの大技にも挑戦しました。

 そして、いよいよソーラン節の発表に・・・腰をかがめての態勢、肘をしっかり伸ばした踊り、最後に息のそろった「ヤー」のかけ声。一糸乱れぬ踊りに、会場から大きな拍手がいただけました。

 演技発表の最後は、5・6年生による「力を合わせて(組立体操)」です。笛の合図にあわせてのキビキビとした動きが、演技をしめていきます。誰もが大切な演技をつくり大切な一人であるという自覚が、いい演技をつくっていきます。

 ウェーブをしながらの組立体操。足を土台とした花。技が決まる毎に、会場からは大きな拍手がいだけました。

 そして、ラストは、男女別の巨大ピラミッド。一段ずつ高くなっていくと、会場にも緊張感が高まっていきます。そして、頂上の児童が立つと、会場からは惜しみない拍手が・・・成功への感動を、児童とともに味わうことができた瞬間でした。

 競技種目の最後は、なかよしグループによる「走れ!引っぱれ!力の限り(綱引き)」でした。ここまで、4対3で紅組が1点のリード。この全校種目は2点なので、白組が勝てば逆転の勝利です。

 一回戦の3・5年生は紅組が勝利。二回戦の2・4年生は紅組の勝利。三回戦の1・6年生も紅組が勝ち、総合で紅組の優勝が決定しました。

 閉会式前の得点集計中に、今年度も全員ジャンケンを行いました。剣道着を着た「じゃん剣マン」と三人のジャンケンレディーが登場し、全員でジャンケンを行いました。

 今年度の地区対抗戦では「西屋敷」が優勝、紅白対抗戦は「紅組」の勝利となりました。

 今年度も、参加された方々とのふれあいを通して、人と人とのつながりがより強くなり、地域と学校が一体感をもつことができ、多くのよき思い出の残る運動会となりました。こうした運動会が地域の方と合同で開催できるのは、本当に幸せです。合同運動会を支えていただきました、多くの皆様方に厚く御礼申し上げます。本日は、ありがとうございました。