今日の朝会で児童会の引継式を行いました。
 校長先生から一人一人認証状を手渡されたあとで,現会長があいさつ運動に力を入れてきたことを話し,新会長があいさつ運動とクリーン作戦ボランティアを頑張りたいと発表しました。
 続けて現会長から新会長に校旗が手渡され,役員同士がバッジを手渡しました。
 新しい児童会役員のみなさん,よろしくお願いします。
 

 また,校長先生からのお話で,3月の古い呼び方の「弥生」について,弥は「いよいよ」,生は「生い茂る」の意味で,温かくなって草木が元気よく生長するようすを表しています,と教えていただきました。

 さらに図書委員会から,多読賞の表彰も行いました。2月までに低学年100冊,中学年70冊,高学年50冊以上読んだ人は全校で275人もいました。その中で,各学年で最も多く読んだ人が代表で表彰状を手渡されました。最も多く読んだ人の冊数は下記の通りでした。
 1年 165冊      2年 161冊      3年 163冊
 4年 165冊      5年 144冊      6年 128冊

【コンピュータボランティア】
 今日も1年生のコンピュータの授業でボランティアの方々に支援していただきました。
 2時間目の1年3組は初めての授業で,マウスに慣れるためのプログラムに挑戦しました。
 3時間目の1年2組は2回目の授業です。お絵かきソフト「デイジーピクチャーキッズ2」を使いました。
 おえかき,はんこ,コロコロスタンプ,スクラッチ,スパッタリング,もじ,といった機能があり,担任の先生がお手本で操作してみせると,子どもたちからは「おお!」と歓声があがり,やる気いっぱいです。 

 さっそくお絵かきが始まり,ボランティアの方々がアドバイスしながら,みんな作品を作り上げました。
 できあがると手をあげて,ボランティアの方に印刷をしてもらいました。
 今日もとてもうまく授業が進みました。ありがとうございました

【出会いの教室】
 名古屋フィルハーモニー交響楽団から,バイオリニストの小泉悠さんと,ピアニストの金澤みなつさんが来て,4年生で,出会いの教室が行われました。
 これは,小さいうちから本物の芸術にふれてほしいという願いから,東海市が一流の音楽家を招いて開催してくれているものです。
 4時間目,4年2組の音楽の授業は,いつも通り「この星に生まれて」を全員で合唱することで始まりましたが,途中で,準備室からバイオリンを弾きながらサプライズで小泉さんが登場しました。

 1曲目はドボルザークの「ユーモレスク」です。こんなに近いところで,生のバイオリン演奏を聞くのはほとんどの児童が初めてのことです。音の素晴らしさに,みな,身動き一つしないで聞いていました。

 1曲目が終わると,バイオリンについて教えていただきました。今から500年以上前に生まれた楽器であること,木でできていて中に柱があり,音が伝わってfの字の形をした穴から音が出てくることや,弓は馬のしっぽを使っており,松ヤニを塗って音を出していることを教えてくださいました。弓のねじをはずして,ふさふさとした馬のしっぽの毛だということがよくわかるように見せてくださいました。
 今日,お使いのバイオリンも,今から80年前にイタリアで作られた逸品だそうです。

 また,小泉さんは,4歳の時からバイオリンとサッカーを習っていて,小学校4年生の時にバイオリニストになろう,と決心したそうです。すごいですね。
 続けて,「アナと雪の女王」から「レット イット ゴー ありのままで」を弾いてくださり,みんなで一緒に歌いました。
 演奏し終えると,小泉さんは汗びっしょりでした。ただ音を聞いてもらうだけでなく,目で見て感じてもらうパフォーマンスも大切です,とのことでした。
 続けては,バッハ「G線上のアリア」です。バイオリンの一番低い音を出す弦のことを「G線(ドイツ語でゲー線)」といい,この一本の弦だけを使って演奏します。演奏している手元がよく見えるようにしてくださいました。

 アナと雪の女王から「生まれて初めて」,最後に「タイスの瞑想曲」を弾いていただきました。
 子どもたちに一流の芸術にふれさせていただき,ありがとうございました。