積極的授業公開の中での学び

 3年生国語の読み物教材「モチモチの木」を使って、授業公開をしました。2年前まで、国語の読み物教材に重点をおいて、単元全体を通して読みを深めていく指導方法の研究を進めてきました。特に国語は、言語の土台をつくる大切な教科で、他教科の指導にもつながる部分がたくさんあります。

 授業を自主的に公開し、2年前まで取り組んできたことが継続していけるように、努めています。3年2組の児童は、一人読みを通して自分の考えをもって、今日の授業に臨みました。自分の意見を伝えたり、人の意見を聞いたりしながら、読みを深めていきました。「児童の意見で授業が進み、深めていける」こんな授業づくりを目指しています。

【一体感にあふれた「六年生を送る会」】
 「六年生を送る会」を、5年生が中心となって開催しました。6年生は、今日は大切な主役です。下級生の拍手の中を、少し照れながら入場しました。

 オープニングでは、金管バンドクラブの児童が、6年生と一緒に最後の演奏をしてくれました。演奏してくれた曲は「GUTS」。素敵な音の世界につれて行ってくれました。

 そして、いよいよ学年の出し物発表へ。
 1年生は、軽快な音楽に合わせて、踊りとメッセージカードを使った出し物。かわいく踊る1年生を見て、微笑む6年生もいっぱいいました。
 そして、最後に手作りでラッピングしたお花を、感謝の言葉とともに6年生にプレゼントしました。

 2年生は、感謝のメッセージを入れた呼びかけと、応援のプレゼントです。元気な声と、元気な応援にエネルギーをいっぱいもらいました。

 3年生は、歌とリコーダー演奏のプレゼント。発表の途中の呼びかけには、心温まる励ましのメッセージも。

 4年生は、6年生が活躍したことのメッセージを入れた呼びかけ。そして、手話をいれた歌とリコーダー演奏のプレゼントです。

 休憩の後は、5年生の出し物からスタートしました。1年生からの思い出を、スライドを交えたクイズを行いました。6年生が答えるのですが、低学年児童も今年の体験から、答えがわかり、手をあげる姿もあり、和やかな雰囲気で会が進みました。

 そして、先生の出し物。「妖怪体操第一」の音楽が流れると、先生の踊りに合わせてフロアーにいる児童も踊り出し、体育館中が一体感に包まれました。

 出し物の最終は6年生。ダンスを取り入れた発表。そして、大田小学校のいいところをスライドで映しながらのリコーダー演奏。よき伝統を引き継いでいってほしいという願いが、いっぱい伝わってきました。

 会の最後は「たいせつなもの」を全校合唱しました。体育館中に、思いをのせた歌声が響きわたり、全校児童と職員の心は一つになりました。6年生児童の中には、感動で涙を流す児童も・・・

 そして、5年生以下の児童が二列に並び、拍手で6年生を見送りました。

 5年生が中心となって、思い出に残る感動的な「6年生を送る会」となりました。大田小のよき伝統が、またひとつ、下級生にしっかり手渡されました。