道徳の研究授業を行いました

 6年生で、道徳の研究授業を行いました。資料「臓器移植を受けたAさん」を読んで、命の大切さについて考えました。今回は、前回の現職教育全体会での反省を生かし、教師の発問(児童への問いかけの言葉)を授業計画に記載し、授業に臨みました。

 臓器移植、腎臓の機能、透析など、児童が難しいと感じる用語を実物や写真で提示しながら、物語の内容がよく理解できるように工夫しました。また、臓器移植を望む本人と家族の思いのずれにも触れながら、命の大切さや、一人だけの命ではないということを、それぞれの立場になって考えました。

【大放課も、児童の自主的な活動が行われています】
 明日に延期された、児童会主催のクリーン作戦ボランティアの説明会が開催されました。児童会役員だけで、集合から説明まで全て行うなど、主体的・自主的に動く児童会役員の姿がありました。

 今回は、4年生児童も参加希望が多くあり、総勢76名の参加予定となりました。「自分たちの手で、自分たちの住むまちをきれいに」こんな気持ちが、将来の大田小、そして、大田町を発展させていく力になっていくと信じています。

 また、3年生の教室からは、全校合奏曲「Let It Go」の演奏が聞こえてきました。すると、児童だけでCDの音楽に合わせて、リコーダーと鍵盤ハーモニカで合奏をしていました。「もう楽譜を見なくても、演奏できるようになりました」と笑顔で教えてくれる児童もありました。

【国語の読みを深める授業づくり】
 2年前まで力を入れて取り組んできた国語の読み物教材「ちいちゃんのかげおくり」の授業公開をしました。
 読みを深めていくために、「一人読み」「課題読み」「グループ読み」「一斉読み」「ブックトーク」という大きな流れで単元を流していきます。一人一人が課題と意見をもち、互いにその考えを伝え合うことで読みを深めていきます。今日は、第一場面でのキーワードとしたい言葉や文を児童から引き出し、その内容について自分の意見を記入する授業を公開しました。

 読みが深まったかどうかは、児童の音読にも現れます。代表児童が役割を決めて音読発表をしましたが、登場人物の気持ちに迫りながら、読むことができました。また、キーワードも児童から積極的に発表がされ、児童の意見で授業がつくられていきました。参観した教育実習生も、熱心にメモをとり、いい授業づくりを目指して学ぼうという気持ちにあふれていました。