家庭教育講演会が開催されました

 東海市文化センターで、家庭教育講演会が開催されました。講師は、今年度5月まで教育委員会委員をお務めになられていた千田伸子氏で、「伸ばそう!子どもの能力」という演題で、思春期の子どもたちへの、保護者の接し方を中心にご講演がいただけました。
 「人は誰かのために役に立ちたいという気持ちをもっていること」「認めてくれる存在が、子どもの意欲を引き出すことにつながる」ことなど、子どもの自尊感情を高めることの大切さを、具体的な親の接し方を事例にあげながら、分かりやすく教えてくださいました。また、思春期は、言われた通りにやりたくない、理想を高くもっている、誰でも心が揺れ動く時であるという発達段階の特性についても触れられました。

 親自身もきばらずに子どもと本音で接し、「ひとつできたら認める」「努力を認める」など認めて育てることの大切さを最後に伝えてくださいました。子育てについて、もう一度見直したり、見通しをもったりすることができ、とても有意義な講演会でした。