中央図書館の読み聞かせがありました

 中央図書館の方が、大放課に今年最後の読み聞かせを、5・6年生にしてくださいました。

 読んでいただいた本は、全部で4冊でした。

〇ヨセフのだいじなコート
 コートを大事に使い込み古くなるたびに小さい物にリサイクルされていく絵本。最後はボタンに。物が裕福になった時代に、ひとつの物を大事にすることの大切さが伝わってくる絵本でした。

〇たいせつなこと
 それぞれに大切なものがある。「〇〇にとって大切なのは・・」という問いかけの最後は、「あなたにとって大切なのは」「あなたがあなたであること」こんな言葉で結ばれた絵本でした。

〇月石人
 「書」の絵本。書道家の乾千恵の力強い文字。その文字に添えられる写真家川島敏夫の写真。詩人谷川俊太郎の言葉。3人のコラボレーションでイメージが膨らみ、ページをめくる度に新たな発見ができる絵本でした。

〇おおはくちょうのそら
 あるおおはくちょうの家族の物語。病気で空を飛ぶことのできない子どものため、北の国に帰る時期を遅らせていましたが、とうとう旅立ちの時が。
 自然の厳しさと家族愛がひしひしと伝わってくる絵本でした。

 二学期も、素敵な本の世界の紹介をありがとうございました。

【作品もまとめの時期に入りました】
 6年生の総合的な学習の時間「和の文化を伝えよう」の単元で、各自が見付けたテーマにそってまとめました。

 和菓子・折り紙・床の間・切り絵・日本刀など、それぞれの児童がテーマを決めて調べた「和の文化」についてまとめた作品が、6年生の廊下に掲示してあります。テーマも目立つ位置にはっきりと書かれていて、レイアウトも見やすく工夫されています。

 どの作品からも、和の文化のよさが伝わってきます。切り絵の作品も掲示してありましたが、大人顔負けの力作でした。