道徳の授業力向上を目指して

 1年2組で、道徳の読み物資料「ぼくの はな さいたけど」を使って、身近な人たちにあたたかい心で接し、相手のことを考えて親切にしようとする心を育てることをねらいとして研究授業を行いました。
 物語のあらすじや情景がつかみやすいように、紙芝居を使って教師が範読したり、大切な場面での情景をホワイトボートに提示して、視覚的な支援も加えながら、ねらいとする価値観に迫りました。

 主人公のトトが母親の誕生日プレゼントのために一生懸命育ててきた花を、病気の母を喜ばせたいと思うモイラに譲ってあげた時の気持ち。モイラに花をあげたことで、プレゼントの花がたった一本になってしまった時のトトの気持ち。こうした事情を知って、心から喜んでくれた母親の言葉を聞いた時のトトの気持ちを、みんなで考えていきました。

 トトが自分の母親のことだけでなく、モイラとその母親を大切に思う気持ちにも触れた意見がたくさんだされました。思いやりの花がいっぱい咲いて、心の温まる道徳の授業となりました。

【いつも、いつも、ありがとうございます】
 昨日から給食週間がスタートしました。給食センターの企画で、今週は、全国各地の郷土料理をだしていただけます。今日の献立は、岡山県の「ばらずし」、愛媛県の「じゃこ天」、香川県の「打ち込み汁」でした。

 また、この給食週間を利用して、給食の準備等でお世話になっている方を学級に招待して、会食しながら感謝の気持ちを伝えていきます。配膳室は、夏は暑く、冬は寒い場所です。こうした環境の中、児童や職員のために、毎日毎日、準備と後片付けをしてくださっています。いつもいつも、ありがとうございます。

【4年生の校外学習】
 4年生は科学への興味・関心を高めるため,名古屋市科学館へ見学に行きました。天候にも恵まれて,電車を乗り継ぎながら行きました。
 科学館の中にある−30℃の世界が体験できる極寒ラボを体験した子どもたちから
「とてもさむかった。」
「髪が白くなって凍った。」
「氷を触ったけど,さらさらしていて手が濡れなかった。」
という驚きの感想が聞けました。とても貴重な体験ができました。放電ラボでは,普段は見ることができない電気が見えました。120万ボルトの放電のものすごい音にびっくりしました。しゃぼんの膜に息で空気を送ると形や色が変わるので,子どもたちは興味深く観察していました。館内の方の説明を,真剣に聞いていました。
 難しい科学の原理について見たり触れたり試してみたりしながら親しむことができ,とても良い見学になりました。